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アクションカメラ初心者がハマった!使い方や撮影テクニックを徹底解説

インスタジェニック……写真映えが気になる今日このごろ

ツイッターに始まり、フェイスブック、インスタと、SNSで日々の活動をシェアするのが日常的になっている。最初は日々のなんでもないことをつぶやいたりしていたけど、どうせアップするなら、なんらかの反響を得たいと思うのは、人の性(さが)というものだろう。

個人的な印象としてはアウトドア好きの人は、写真コミュニケーションが好きだと思う。

かくいう僕もそのひとりだ。キャンプ好きのアカウントをフォローしてギアの使用感をチェックしたり、海外のクライマーたちが登る極限の絶景を見たり、ナショジオが撮る大自然を見たり、レッドブルが行うエクストリームスポーツの妙技を見たり。自分では行けない、体験できないアクティビティの様子を主にフォローしている。

となると、目も超えてきて、自分の活動もより面白く、ダイナミックな写真でシェアできるといいなと思うわけです。最近はインスタジェニックなんて言葉も出てきているように、”写真映え”を意識する人も増えてきているのだろう。

そうなるとアクションカメラが気になるわけで…。水にも衝撃にも強く、タフに使えるのでアウトドアアクティビティにはうってつけだろう。

アウトドアでアクションカメラを試してみた

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今回使ったのはカシオのEX-FR200。全天周型カメラで、カメラ部分と液晶部分が独立していて、カメラは2台まで接続可能だ。2台同時に撮れば全天球撮影もできるもの。専用のアプリを使えば、スマホからでも操作ができる。詳しいスペックなどは、HPをチェックしてほしい。

超広角セルフィー! 大自然のなかでのぼっち感がハンパない

超広角レンズのためかなりの範囲を一度に撮影できるのが面白い。下の写真はオプションのマルチアングルスティック(自撮り棒的なもの)にカメラを取り付けて撮影したものだ。

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朱鞠内湖(朱鞠内湖の関連記事はこちら)で撮ったセルフィーだが、壮大な雪原の様子が伝わることと思う。

かなり広角なので、空も地面も映り込み、自然のダイナミックさが切り取れる。あと、これを撮影したのはマイナス15〜20度だったが、タフに使えるのもアクションカメラの長所だ。

バッグやヘッドに固定して両手フリーで遊べる

オプションパーツが充実していて、クリップでウェアやバッグに固定できたり、ヘッドバンドで頭に固定できたりもする。アクティビティをやるときは両手を空けておきたいときも多いので便利だ。

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カメラを胸に固定してスノーモービルで移動する様子を撮ったもの

スノーシューでバッグカントリー散策をしたときは頭にカメラを固定してアクティビティを楽しんだ。

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カメラを装着したらこんな感じ。

液晶モニターはカラビナストラップが付けられるので、バッグのショルダーストラップに付けて行動。撮りたいときにサッと操作できるのはありがたかった。

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連続写真で遊びを振り返れるインターバル撮影が重宝しそう

アクティビティ中は、いちいち操作するのが面倒だったので、インターバル撮影を主に活用した。前述のように頭にカメラを装着させて行ったバッグカントリー散策の様子が下記の5枚だ。写真中央に小さく見える東屋に徐々に近づいて行っている。

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雪深い林の中を抜けていく

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ズイズイっと進む

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お、開けたところに出たぞ

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東屋までもう少しだ

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抜けた空が気持ちいい!

行動中の様子が時系列でわかるので遊びを振り返るときに重宝する。

とはいえ、アクションカメラを使うのは初めてだったので、うまくポテンシャルを引き出せていないのが悔しい。スノボとか自転車とか、疾走感のあるアクティビティなどに向いているかもと思った。

そこで、スノーモービルに乗ったときにインターバル撮影を試したときの写真をスライドショーにまとめてみた。こちらのほうがアクションカメラの面白さが伝わるかと。こういった撮影ができると、ふだんのカメラと違って面白いなと感じた。

全方位的に撮れるので動画で撮っても面白い

超広角でかなりの範囲をカバーできるので、遊んでいる様子を定点撮影するのも楽しい。動きが地味で恐縮だが、先日のワカサギ釣りの様子の動画を紹介する。

カメラを定点に置いて、静止画ではなく動画のインターバル撮影をしてみたのだが、画質のクオリティも高く、音も思った以上に拾ってくれるのに驚いた。動画内の最後のほうのアングルは全天周というカメラの特性を生かして、地面に置いて撮影したもの。キャンプに行き、テント内などで宴会している様子を撮ってみるのも面白そうだ。

実体験しているみたい! アクティビティを主観目線で撮るのも楽しいぞ!

頭やバッグなどの固定して主観目線で撮れるのもアクションカメラの魅力だ。最近、日本に入ってきたスノースポーツの”エアボード”を試したときの様子がこちら。雪の上をボディボードのようなギアで滑り降りるのだが、頭から斜面に突っ込んでいくのがスリリングでたまらない。体験している様子を引きで撮影した映像と、FR200による主観映像を組み合わせた動画を作ったので、見てもらいたい。まるで実体験しているかのような迫力ある映像が撮れた。

もう1つは、”雪板”というにわかに盛り上がりつつあるスノーアクティビティ(関連記事はこちら)の体験動画だ。

まとめ アクションカメラがあるとふだんのソト遊びを違う視点から楽しめる!

アクションカメラがあると、いままでに見たことがない視点だったり、意外な角度だったり、予想外の映像が撮れるので、ふだんのソト遊びを新鮮に楽しめると感じる。こんな角度から撮ったらどうなるだろうとか、耐水性もあるので水の中はどうなっているんだろうとか、いつもと違う世界を見られるのが面白い。

今回は、初めてアクションカメラを使ったので、正直、満足いくクオリティのものは撮影できなかったが、使いこなせばもっとかっこいい映像が撮れるだろう。最近は動画の編集なんかも素人でも簡単にできるようになっているので、そういった新しいチャレンジもしてみたくなった。

やっぱり新しいギアをフィールドで試すのが楽しいですね。ギア好きの血がさわぐってものです。もっと使いこなせるようなったら、あらためてレビューを載せるつもりなので、乞うご期待!

text:george

【PROFILE/george】

茨城県東海村出身の32歳。インテリア雑誌、週刊誌、書籍、ムックの編集を経て、現在Webディレクター。4年前の朝霧ジャムに行って以来、アウトドアにハマる。テントはMSRのエリクサー3、タープはZEROGRAM。車を持っていないので、キャンプに行くときは知人の車に相乗りが常。なので、基本の装備は「軽くコンパクトに、友人の負担にならないこと」が信条


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