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福井県大野市移住連載1/お坊さんと結婚してお寺暮らしがスタート vol.2

初めての土地でお寺の奥さんになる

夫婦ともども、光徳寺がある大野市木ノ本(このもと)地区は初めての土地だった。初めての土地、お寺という特殊な環境、さぞ大変だっただろう。

「初めは大変でした。大野市のなかでも木ノ本は古い土地だから、昔からここに住んでいる人たちばかり。そのなかに、縁もゆかりもない2人が入ってきたわけですから、最初はちょっとしたことでも影で言われたり(笑)。しかも、影で言われているよというのを誰かが教えてくれる(笑)」

最初のうちはしんどかったそうだが、4年も住んでいたら慣れたと明るく笑うアイさん。「たぶん、みなさんが諦めたんじゃないですかね(笑)。こういう人たちなんだと理解してくれたんだと思います。それに、土地の行事がいっぱい残っているので、そういうのに顔を出す。お寺なので出ざるを得ない部分もありますが、そういうふうに一緒に何かをすることで仲間として見てくれるようになったのかなと思います」

見られていることに戸惑い

古い土地柄ゆえの近所付き合いに移住直後は戸惑ったという。

「いろいろ見られているんだなと戸惑いました。例えば、雪かき。初めてしたときは死にそうな思いをしました。全身が震えちゃって、もう一生したくないって思ったんです。それでも雪は絶え間なく降り積もるわけです。もう疲れて玄関先の歩くところだけやっていたら、『お寺さんなんだから全部やらんとあかんやろ。みんな来たときに車が停められるようにしとかないとあかん』って隣のおばちゃんに言われちゃって(笑)。

私たちはよそ者で、しかもお寺という特殊な環境。なおかつここは田舎なので、地方とはいえ、街とはまたちょっと違うかなと思います。またこの木ノ本っていう土地は歴史がかなりある土地らしいです。大野の中でも発祥の地と言われています。江戸末期には天狗党が滞在したそうです」

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