山の斜面に沿って建つバンガローは村の自然を眺めるビューポイント
山梨県の丹波山村は、多摩川の源流の村として密かに人気となっています。新宿から約２時間半で行けるこの村。「自然に包まれたい」とふと思い立ってすぐ行ける村なのです。
この村の中心部に、クリエイティブな宿主がいる「グリーンリバーかめやバンガロー」はあります。
山の斜面に沿って８棟ほどのバンガローが建っています。
そして、そのバンガローの間には、小休憩スペースがあり、ここでバーベキューをすることもできます。
特に、朝起きて窓から外を眺めれば、山肌をなでるように這う雲がワイルドで神秘的な光景が広がります。
増改築を繰り返してとどまることを知らない村のガウディ
ここ丹波山村で「グリーンリバーかめやバンガロー」を営んでいる守岡さんは、アイデアとロマンに満ち溢れた人。
ロマンとアイデアを抱えながら日々、このバンガローでちょこちょこと手入れをしたりしているうちに、「囲炉裏のある部屋をつくりたいなあ」と今年のはじめに思いついてしまった。知り合いの大工さんを手配し、守岡さんの頭の中を具現化すべく新たな建設がスタート。
７月29日、村の夏祭りの前日に訪れてみると、ああでもない、こうでもないと守岡さんの脳内にある囲炉裏付きバンガローはほぼ完成。
少し大きめに作ってしまったという囲炉裏
近々、大量の炭を入手して、椅子に座りながら焼き物を楽しめるようにするのだとか。
夜はバーベキューをしながら、村のガウディ・守岡さんとトークするのも楽しそうです。
「グリーンリバーかめやバンガロー」詳細
１泊１人 素泊まり3,000円～
電話：090-1612-2832
text：針谷周作（コトノハ）
【PROFILE／針谷周作】
“東京の南、池の近くの本を作る会社” コトノハで本づくり。池上線沿線のローカルな街を紹介する『街の手帖』の編集発行。2016年、単行本『わがしごと』（wagashi asobi著）を発行。ふだんは、小さな街や小さな村を歩いて取材している。
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