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外で楽しむ快適なオアシス!スノーピークのキャンプ場レビュー

スノーピーク直営のキャンプ場にお邪魔してみた

新潟県三条市に本社を構えるアウトドアメーカー、スノーピーク。本社の隣に広がるキャンプ場「スノーピーク Headquarters キャンプフィールド」は、キャンパーなら誰もが行きたい聖地の一つであり、国内屈指の広さと絶景が堪能できる魅力あふれるキャンプ場である。

今回は実際にキャンプ場にお邪魔して、サイトや施設を細かくチェック。これから行く人、もしくは行ってみたいと思っていた人はぜひ読んでもらいたい。

一度は行ってみたい! スノーピークのキャンプ場の魅力を調査

Headquartersキャンプフィールドは、広さ約5万坪の広大な敷地を有し、約190サイトも展開できるマンモスキャンプ場。周辺に高い木はあまりないため、晴れた日には粟ヶ岳や守門岳が見られる。

画像出典:スノーピーク

なんといっても、木が少ないので360度空が見渡せるのが魅力! 1年を通して営業しており、四季折々の風景が堪能できる(冬季は利用できるスペースに限りあり)。休んでいるユーザー優先の時間は夜21時〜翌朝7時となっており、晴れていれば夜は満天の星空を見ることができるそうだ。

サイトは2種類あり、12メートル四方を目安としたフリーサイト(A〜FとH・Gの2箇所)が180サイト、同じく12メートル四方のAC電源付き区画オートサイトが10サイトある。

キャンプ場のほとんどがフリーサイトとなっているので、大型のテントやタープ&テントを利用しても問題なし。1サイトの定員は6名。キレイに整えられた芝生が広がっているので、水はけがよく気持ちよくキャンプができる。

コテージやバンガローはないが、その代わりに同社が世界的建築家の隈研吾氏と一緒に共同開発したモバイルハウス「住箱-JYUBAKO-」が5部屋用意されているので、キャンプ道具を持たずとも宿泊できる。定員は最大4名で、家族でのんびりと過ごすにはピッタリだろう。

画像出典:スノーピーク

余談だが、Headquartersキャンプフィールドでは「手ぶらキャンププラン」や「手ぶらBBQプラン」も利用可能。

「手ぶらキャンププラン」では、1泊できるひと通りのスノーピーク製品をまとめてレンタルできるので、「遠方から行くから手軽にキャンプをしたい」もしくは「スノーピーク製品を実際のフィールドで使ってみたい」という人には便利なサービスだ。利用したい人は、利用日から1週間前までに予約しよう。

「手ぶらBBQプラン」では雨の日でもバーベキューが楽しめるシェルター「ラウンジシェル」を設営した状態で用意してくれる。そのほかバーベキューに必要な備品、食材もすべて用意されるので、到着次第すぐにバーベキューを楽しめる。

炊事場やその他の施設は?

次はHeadquartersキャンプフィールドの施設について。

炊事場とトイレは一緒になっており全部で3箇所。トイレはすべて水洗式で、どこもキレイに整えられている印象。一般的なキャンプ場と比べて過ごしやすそうと感じた。

ゴミステーションが全部で2箇所設置されており、燃えるゴミ、ペットボトル、缶、ビン、そしてガス缶を捨てることができる。消火された灰と炭も捨てられるので、バーベキュー利用者も安心!

ただし、壊れたキャンプ用品や電池といった不燃ゴミは捨てられないので、家に持ち帰ろう。

ストア内には、バリアフリーを採用したトイレと洗濯機2台、そしてシャワー棟がある。シャワー棟は男女2ブースずつ用意されており、24時間無料で利用できてとても便利! シャワーやボディソープはないので、利用するときには事前に用意しておくことをオススメする。

スノーピーク製品が勢ぞろいしたストアも必見!

キャンプ場入り口を入って真正面には、ガラス張りの管理棟兼ストアがある。受付はここでするので、Headquartersキャンプフィールドでキャンプやバーベキューをする人は必ず立ち寄る場所だ。

ここではスノーピークの製品がすべてそろっているほか、キャンプやバーベキューに使える調味料や薪・炭も販売。レンタル道具も受付しており、家に道具を忘れたときに便利だ。

また、ストア限定の製品も販売。取材時には「Snow Peak MUSEUM」オープンの時期だったため、MUSEUMという文字がプリントされたエコカップと真空ステンレスマグが販売されていた。お土産に買っていくのもいいだろう。

キャンプを利用する際の注意点

Headquartersキャンプフィールドを利用するときに注意したいのは、休んでいるユーザー優先の時間が早めであること。多くのキャンプ場では22時が目安となっているが、同施設は21時からなので時間には気をつけたい。

積雪期間の12月中旬〜3月中旬は、フリーサイトAのみ利用でき、区画オートサイトや住箱は利用できない。また、ストアは朝9時から夕方19時までの営業で、水曜日は一部期間を除いて定休日となっている。

Headquartersキャンプフィールドで楽しいキャンプを!

Headquartersキャンプフィールドは、フィールドインストラクターというキャンプのプロも在籍しているので、わからない人や不安なことがあれば気軽に聞くといいだろう。

また、スノーピーク直営のキャンプ場ではあるが、他のアウトドアブランドの製品も利用可能。興味ある人はぜひ利用してもらいたい場所だ。

スノーピーク Headquarters キャンプフィールド 施設情報

住所:新潟県三条市中野原456
連絡先:0256-41-2222
利用料金(1人、レギュラーシーズン):大人1,388円+税、小児462円+税
AC電源区画オートサイト料金:利用料金(人数あたり)+サイト料2,777円+税
住箱料金:利用料金(人数あたり)+1~2名9,259円+税、3~4名13,888円+税
デイキャンプ料金(1人、レギュラーシーズン):大人462円+税、小児277円+税
手ぶらキャンププラン料金(1組5名まで):1組45,000円
施設の詳細はこちら
https://sbs.snowpeak.co.jp/headquarters/camp/index.html

撮影・文/小川迪裕(オガワミチヒロ)

【Profile/小川迪裕(オガワミチヒロ)】
フリーランス編集者、ライター。得意ジャンルはキャンプとファッションで、雑誌からWEBまで幅広く寄稿する。最近はタブロイドやイベント冊子の製作、イベントの企画、ブランドPRなどもやる何でも屋に。


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