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焼畑で里山を守る山形の伝統野菜「あつみかぶ」を有機食材宅配でゲット!

実は伝統野菜が多い山形県

京野菜、加賀野菜、信州野菜、江戸野菜など、日本ではさまざまな地域で作られる伝統野菜が多くあります。ローカルで長年親しまれてきた野菜が全国区になって、その地域が盛り上がるという事例も多く出てきていますよね。福島県郡山市なども郡山ブランド野菜と銘打って、アピールを進めている地域もあります。

伝統野菜が数多く作られている地域として、あまり知られていないのが山形県なんです。山形おきたま伝統野菜、最上伝承野菜など、県内の地域ごと積極的にアピールしています。そんななか、有機食材宅配のパイオニア「大地宅配」で、山形県の在来品種である「焼畑あつみかぶ」の取り扱いがスタートしました。

「あつみかぶ」って?

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「あつみかぶ」は、山形県鶴岡市温海(あつみ)地区で栽培されている在来品種。鮮やかな赤紫色が特徴で、とてもきれいな野菜なんです。そのあつみかぶは、江戸時代から「焼畑」で伝統的に栽培されてきました。焼畑の方法で栽培すると、土地の栄養状態や水分を保ったり、病害虫を防いでくれたりするんです。

日本で、しかも江戸時代から焼畑が行われていたなんて、ちょっと驚き。しかし、近年は様々な理由で焼畑を行うことが困難になりました。そのため、あつみかぶも一般的な畑での栽培がメインとなっていました。そのため、今回の焼畑で作られたこのあつみかぶは、とーっても貴重なんです!

伐採跡地をあつみかぶの栽培で有効活用して里山を守る

焼畑でのあつみかぶ栽培は、2016年より立ち上がった、山形県鶴岡市の温海町森林組合の「焼畑のカブ栽培」プロジェクトの一環で行われています。組合員を中心に、杉の間伐材や端材を「木質バイオマス発電」の燃料にすることによって、温海地区の林業の興隆と図るとともに、伐採跡地をあつみかぶの栽培によって有効活用し、里山を守ることを目的としています。

あつみかぶはうまみ成分が白かぶの2〜4倍!

あつみかぶは、鮮やかな赤紫色が特徴です。直径は10センチほどの丸かぶで、中身は白色をしています。うまみ成分が豊富なのが、このあつみかぶの特徴! グルタミン酸の含有量は一般的な白かぶの2~4倍とも言われています。生のままだと甘みより辛味が強いのですが、焼くと甘みが一気に増します。冬はあったかいスープに入れて味わってもいいですね。

「焼畑」は江戸時代から続く循環型農法

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みなさん「焼畑」と聞いてイメージするのは、きっと日本じゃないですよね? しかし、日本でも古くからこの農法は行われていたんです。山林の不要な枝葉や雑草を燃やし、灰を肥料にして作物を育てる「焼畑」農法。鶴岡市の温海地区では江戸時代からこの方法であつみかぶを栽培してきました。

温海地区は杉の産地としても名高いところ。杉を植林して50年後に伐採し、木材として販売していました。そして、伐採跡地を焼畑にしてかぶを栽培し、また植林をするという循環型農業を続けてきました。しかし近年では杉材の価格が低迷したり、従事者が高齢化するなど担い手が減少していました。手入れが行き届かなくなった里山は荒れて再生していくことが困難となることが課題でした。

「焼畑あつみかぶ」でつながる「再生可能エネルギー×林業×農業」の循環型ビジネス

温海町森林組合では2016年から「木質バイオマス発電」用の杉の間伐材や端材の燃料として販売し、伐採跡地を焼畑農場として活用する「焼畑のカブ栽培」プロジェクトを立ち上げました。この活動を通して「伝統の焼畑農法を地域の若手に伝承すること」「あつみかぶが持つ本来の味を取り戻し、地域に活力を取り戻すこと」を目指しています。

自然を守りながらローカルカルチャーを掘り起こし、あらためて現代に向けて提供する。とても素敵な野菜の復活ですね。

<焼畑あつみかぶ 商品概要>

商品名:日本むかし野菜 焼畑あつみかぶ
価格:350円(税抜) 400g
商品URL:https://takuhai.daichi-m.co.jp/Goodsdetail/01123140?year=2016&no=151

大地宅配の在来品種ブランド「日本むかし野菜」とは?

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「日本むかし野菜」とは、大地宅配が展開する在来品種ブランド。在来品種とは、日本各地の農家が長年、栽培とタネ採りを繰り返しながら、その土地の気候風土や地域特性をいかして育て、継承してきたものです。そのため、その土地でしか育たない、個性豊かな形や味が魅力です。しかし、高度経済成長を経て、効率や経済性を追求しつづけてきたこの数十年の間に、種の採種や栽培の手間、さらに収穫量も少ない栽培に手がかかり、大量生産・大量流通に向かない在来品種はどんどん廃れていきました。一度、タネが絶えてしまった品種はもう二度と蘇りません。「日本むかし野菜」は1998年の販売開始以降、より多くの方々に在来品種について知って頂き、食べてることで在来品種が1つでも多く未来に残せるよう、さまざまな活動が行われています。

 

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