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天然氷の切り出し 兵庫・六甲山の冬の風物詩が大寒の1/20開催

六甲山に「氷の切り出し」を見に行こう!

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寒い冬にしか見られないものと言えば、そう氷! 六甲山上にある「自然体感展望台 六甲枝垂れ」で、冬の風物詩「氷の切り出し」が大寒の2017年1月20日に行われます。天然の大きくてきれいな氷が切り出される姿を見に行ってみよう!

氷の切り出しとは?

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雨水を貯める氷棚

六甲山では、山上に作った溜め池に厚く張った天然の氷を冬の間に採取して氷室に貯蔵し、春から夏にかけてその氷を麓まで運び、神戸や大阪の市街地で売っていた歴史があります。

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寒さで凍った氷棚の様子

みなさんご存知のように冷蔵庫ができるまで、氷は大変貴重なもの。氷を運んでいた道は「アイスロード」という名称で、現在もハイキング道として残っているほど地元ではかなり重要な産業でした。今回の「氷の切り出し」では「自然体感展望台 六甲枝垂れ」の展望台東側に位置する「氷棚(ひょうだな)」に雨水を溜めて冬の間に作った天然の氷をのこぎりやチェーンソーで切り出し、展望台内にある「氷室(ひむろ)」に運び込みます。

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分厚い氷を丁寧に切り出していく

この運び込まれた氷は夏までこの「氷室」で貯蔵され、夏の冷風体験に使用されるというわけ。夏の冷風体験に向けて「氷棚8面×3回の切り出し」程度の切り出しが数回に分けて行われる予定です。

六甲山天然氷の冷風体験って?

「冷風体験」は、氷が貯蔵された「氷室(ひむろ)」に六甲山上に吹く風を取り込み、展望台内部の「風室(ふうしつ)」に循環させ、涼を楽しむというもの。「氷室」を通った冷たい風は「風室」にある椅子のヒジ置き部分から室内へ取り込まれます。

真夏でも「風室」内は20℃程度に保たれているので、ひのきの香りとともにひんやりと心地よい空間を楽しめるのです。自然のサイクルを生かした、先人たちの工夫が光る環境にもやさしいシステムですね。

今回のイベントでは、通常一般公開していない氷を貯蔵する「氷室」も1月20日(金)10:00~14:00に限り特別公開!

自然体感展望台 六甲枝垂れ 「氷の切り出し」【概要】

日時:2017年1月20日(金) 10:00~
備考:当日は、六甲枝垂れにご入場のお客様も「氷の切り出し」を見学可能。

六甲おろしを再現する六甲山光のアート 延長開催決定!

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1000万色以上の色彩表現が可能なLED照明を使ってライトアップする六甲山光のアートが大人気につき延長決定! 凛として美しい冬の訪れを告げる六甲おろしを光で表現するこのアート。冬の澄んだ空気で、よりきらめきを増す1000万ドルの夜景と六甲枝垂れの幻想的な光景のコラボレーションには圧巻です。

六甲山 光のアート【概要】

当初の実施期間:~2017年1月9日(月・祝)の毎日 17:00~21:00(20:30受付終了)
延長開催期間:1月14日(土)~3月5日(日)の土・日・祝日 17:00~20:00(19:30受付終了)
料金:大人300円 小人(4歳~小学生)200円

 


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