夏と言ったら……キャンプでしょ
「夏」と言ったら、「海」という返しはもはや定番中の定番ですが、最近では「夏」と言ったら「キャンプ」と返す人もちらほら。
そうなんです、今、夏キャンプが最高に熱いんです。
日本オートキャンプ協会が2018年に発表した情報によると、2017年のオートキャンプ参加人口は前年度より1.2%増の840万人もいたとか。さらに、5年連続の増加傾向にあり、その勢いはとどまることを知りません。
またキャンプをした人のうちの7割が8月にキャンプを楽しんでおり、いかに夏キャンプが人気なのかがわかります。
とはいえ、9月に入ったものの、この季節、異常に暑いし、ジメジメしているし、汗はダラダラと止まらない。おまけに日焼けや虫も気になる。そんなバッドコンディションの中、気持ちよくキャンプをすることなんてできるの？ なんて声が聞こえてきそうです。
それができるんです！ ゴアテックス プロダクトを着用すれば、夏キャンプでもびっくりするほど快適に過ごすことができるんです。
ゴアテックス プロダクトってどんな機能を持っているの？
ゴアテックス ファブリクスは、W. L. ゴア&アソシエイツ社が製造販売する防水透湿性素材のこと。
基本的に、3層構造になっており、外側の素材は水を弾く素材、内側は肌さわりの良い素材を用い、その真ん中にゴアテックス メンブレンという生地を挟み、ラミネートしています。
このゴアテックス メンブレンには、電子顕微鏡でなければ見ることのできないくらいの無数の小さな穴が空いており、この穴は、外側から降りつける雨の水滴を通さないほどの大きさなのに、水蒸気は通すという特徴を持っています。
さらに、ゴアテックス メンブレンは、空気の塊である風も通さないという特徴から、防風効果も備えています。
夏キャンプにゴアテックス ウェアがマストなワケ
一般的に、キャンプ場は標高の高い山の周りや川の近くで楽しむことが多いですよね。
こうした場所では、朝晩の気温の差が激しかったり、ちょっと前まで暑かったのに、急に夕立ちが降ってきたりと、目まぐるしく変わるコンディションに振り回されることが多々あります。
でもウェアやシューズなどゴアテックス プロダクトを着ていたら……問題ありません。快適に過ごせるんです。
特徴でもある防風性は、体が風にさらされて体温が低下するのを防いでくれます。夏でもかかる可能性のある低体温症防止に役立ちます。
また急な雨でも、その防水機能により、ウェアに雨が染み込むこともないため、傘をさす必要がありません。ウェアに備え付けのフードを被ればバッチリです。もちろん、ゴアテックス フットウェアがあれば、靴の中がに水が入り、不快になることとも無縁です。
さらに、雨による湿気によって、大量に汗をかき、発生したムレも、透湿機能により外に排出されるため、体はいつでもサラサラ。
同様に、夏の大敵、日焼けや虫除け対策の長袖着用時も、腕に汗がベタべタと残ることがないため、気にせずに長袖を着ることができるんです。
夏キャンプを楽しむために一番大切なこと＝快適な衣類環境で過ごすこと。ゴアテックス プロダクトを着て、思い切り夏キャンプを満喫してくださいね。
人気ブランドのゴアテックス プロダクト4選
夏キャンプで大活躍間違いなしの最新ゴアテックス プロダクトを使用した、アイテムを４点ご紹介。
ホグロフス
GORE-TEX PACLITE® プロダクト テクノロジー使用。機能性と軽量性を備えており、登山やハイキングのほか、街中での自転車利用中にも使える逸品。パッカブル仕様になっているのもポイント。
L.I.M. シリーズジャケット メンズ / 36,000円＋税
モンベル
GORE-TEX C-KNIT™ Backer Technology 使用。登山用のレインウェアとしても人気の同製品は、夏キャンプではウインドブレーカーや防寒着としても活躍してくれる。縫製箇所を減らす独自パターンを取り入れたことでしなやかな着心地を実現。
ストームクルーザージャケット メンズ / 20,800円＋税
ザ・ノース・フェイス
GORE-TEX Micro Grid Backer 使用。コンパクト収納が可能な270gの軽量防水レインジャケット。風のバタつきを軽減するスリムなシルエット、バッグを背負ったままでもラクに腕を上げることができる運動性など、スピードと快適さの両方を求める人にオススメ。
クライムライトジャケット / 30,000円＋税
メレル
GORE-TEX ファブリクス使用。完全防水の全天候型シューズ。キャンプはもとより、トレッキングや野外フェス、川遊びに至るまで、多くのシチュエーションで活躍してくれる。なにより、この鮮やかなカラーリングが魅力。
カメレオン 7ストーム / 17,800円＋税
ゴアテックスプロダクトの詳細はこちら
文／中山 圭
【Profile / 中山 圭】
東京都立川市出身。広告代理店、出版社2社での広告営業を経て2019年に独立。趣味はルアー釣り、カメラ、音楽（ベース）。学生時代に始めたバス釣りで、2年もの間釣れなかったことから、ルアー釣りにのめり込むことに。ここ数年はバラした70cm以上のGTを追い求めて、南の島遠征を繰り返している。将来の夢は風景写真で入賞を果たすこと。モットーは、“釣果と景色は足で稼ぐべし”。
PAGE TOP