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【動画】厚さ8cm!シートゥサミットの肉厚スリーピングマットをレビュー

外で寝るときには寝袋だけでなくマットも大事

近年注目を集める冬キャンプ。虫がおらず、キーンと冷えこんだなかで温かい食べ物や焚き火をする時間は、他の季節では味わえないおもしろさがある。

しかし、一番の心配といえば就寝。寒いなかで眠れずに過ごすのは、かなりつらいもの。

ダウン入りのウエアや厚みのある寝袋を買うのはいいが、合わせて用意しておくべきはマット。外気だけでなく、底冷えによる冷気のほうが体に応えることが多いためだ。

今回は、スリーピングマットを購入したので、実際にフィールドで試してその性能を見てみた。

厚さ8cmのスリーピングマットの魅力を解説

購入したのは、シートゥサミットの「コンフォートプラスS.I.」。

同ブランドは、スリーピングシステムやストレージ、キッチンウエアといった幅広いグッズを製造するオーストラリア生まれのアウトドアブランド。高い機能を備えながら、軽量でコンパクトになるアイテムを多く輩出し、アウトドア業界でもファンが多いブランドとして定着している。

今回試したシートゥサミットのマット「コンフォートプラスS.I.」は、中にフォームが入っているインフレータブルタイプ。フォームがあることで、少ない空気である程度のクッション性を実現できる。

同ブランドのマットには「デルタコア」と呼ばれる独自形状のフォームが入っていて、肉厚ながら通常のインフレータブルマットと比べて約40%の軽量化を実現した。

筆者が購入したのは1人向けのレギュラーサイズで、上にはラージ、レクタンギュラーレギュラーワイド、レクタンギュラーワイド、ダブルの4サイズが展開されている。

レギュラーの大きさは約183×51cmで、MSRのテント「フリーライト2」に入れてみたら2枚入れるのは厳しそうだった。ゆったり寝たい人に良さそう。

厚みは8cmで、一般的なインフレターブルマットが3〜5cmなのでかなり分厚い。筆者が持っているAnker「PowerCore 10000」を立たせて並べると、高さは同じとは言えないまでも、それに近いくらいのサイズであることがわかる。

裏面には肩と腰の位置に滑り止めが付いており、寝ていてもマットがずれないようになっている

マットの表面はサラッとした質感で、ナイロンのようなツルッとしたものではなくコットンに近いような肌触りの良さを感じた。

実際に寝てみると、インフレータブルマットよりエアマット並のふかふか感を味わえた。

ポイントはバルブ。まずは設営をしてみた

シートゥサミットのマットは、他ブランドのマットとは異なったシステムが導入されている。そのひとつが、この大口径バルブ。

ここから空気を入れて膨らませるのだが、マットを持っている人ならおわかりになるだろうが、口で膨らませるものと比べるとやや大きく、口で空気を入れるとなるとかなり大変。

そこで、簡単に膨らませるためにエアポンプというものを使用する。筆者が使っているのは同じシートゥサミットの「エアストリームポンプサック」というもので、エアポンプだけでなくスタッフサックとしても使えるものだ。

エアポンプだけの用途では正直使える場面が少ないことから、サックの機能を取り入れたおもしろいアイテムである。

では実際に膨らませてみよう。収納袋から本体を取り出し、伸ばしたらバルブにエアポンプを装着する。

ポンプ内に空気を入れ、口を締めてクルクルと巻いていけば、バルブに空気が入ってマットが膨らむ。これを繰り返せば完成だ。空気量にもよるが、5〜7回くらいで十分に膨らむ。

膨らませるときは、弁と呼ばれるオレンジのパーツが付いているものをそのまま装着し、その上からポンプを付ける。

この「そのまま」というところがポイントで、収納するときにはこれを「逆さま」にすることが大事なのだ。ということで、次に収納をしてみよう。

空気抜きがカギ! 撤収もしてみた

バルブを開けると、1秒も経たないうちに一気に空気が抜ける。次にバルブだが、前述したように弁が付いているパーツを逆さまにしてバルブに装着する。

なぜ逆さまにするかというと、そのままで装着すると中のエアが外へ逃げるのを防いでくれ、逆さまで装着すると外の空気が中に入るのを防いでくれる。

要は、弁が空気の出入りをコントロールする機能を持っているというわけ。ここが他のマットとは異なる素晴らしい点だ!

弁付きパーツをつけた状態で、最初に三つ折りにして空気を抜く

さらに四つ折りにしてさらに空気を抜く

シートゥサミットのマットの収納袋は、マットにジャストフィットするようになっているため、少しでも空気が入っていると収納ができない。

ではどう収納すればいいかというと、弁付きパーツを逆さまに付けたら、マットを三つ折り、四つ折りといったかたちでたたみながら空気を出していく。

マットの上に乗りながら空気を抜いてもよし。この段階でしっかりと空気を抜くことが大事。

空気を抜いたら縦に半分折り、さらに空気を抜く

半分に折ったまま、足先のほうから巻いていく

まるめたら収納袋に入れていく。これで収納完了

しっかりと空気を抜いたら、あとは他のマットと同じくクルクルと巻き、収納袋に入れる。

慣れれば空気抜きから袋に入れるまで5分で完了できるが、最初は袋に入れるのがひと苦労。購入したら、この練習をすることをおすすめしたい。

セッティング、片付けの手順を動画に撮ったので、ぜひ見てもらいたい。

使ってみて気になったところ

クッション性と触り心地はバツグンで、それで本体価格が1万3300円とすると、個人的にはバランスはいいと感じた。ただ気になった点と言えば、収納サイズがやや大きいこと。

収納した状態のサイズは約Φ17.5×26cmで、正直コンパクトとは言えない。スマホを隣に置くと、縦は2倍、横は3倍のサイズで、バックパックに入れるとけっこうかさばってしまう。

持ち運びを考えると、登山のテント泊よりオートキャンプのほうが向いているだろう。

上質な睡眠を確保したい人におすすめ

インレフレータブルタイプでありながらエアマットのクオリティがある同製品は、購入して良かったと思えるアイテム。コンパクト性には欠けるが、地面からの寒さを防ぎ、なおかつ快適な寝心地を味わいたい人はぜひとも使ってもらいたい。

シートゥサミット「コンフォートプラスS.I.」の商品紹介

価格:1万3300円+税

本体サイズ(約):183×51cm

収納サイズ(約):Φ17.5×26cm

重量(約):890g

厚み:8cm

商品の詳細はこちら

撮影・文/小川迪裕(オガワミチヒロ)

【Profile/小川迪裕(オガワミチヒロ)】

フリーランス編集者、ライター。得意ジャンルはキャンプとファッションで、雑誌からWEBまで幅広く寄稿する。最近はタブロイドやイベント冊子の製作、イベントの企画、ブランドPRなどもやる何でも屋に。


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