緊急時に役立つアウトドアグッズ
2024年1月1日。元旦から日本を混乱の渦へと陥れた能登半島地震が発生しました。
地元民だけでなく帰省してきた人まで被害を受ける形となった大地震は、被災者たちに深い傷跡を残しています。
日本では地震や台風・雪害など、近年も自然災害の話題が絶えません。
そんなときのために用意しておきたいものが、食料、飲料水、それに防災グッズ。
今回は、アウトドアショップの「L-Breath（エルブレス）」お茶の水店スポーツナビゲーターが推奨する「防災グッズとして役立つ最新キャンプ用品ランキング ベスト5」を発表します。
防災グッズとして役立つキャンプ用品最新ランキング第5位 コンパクトマットレス
テント泊や車中泊などをよくする人の所持率が多いコンパクトマットレスは第5位。
避難所などで待機することになった場合、床や段ボールなどの上で寝ることになった場合、硬い床で腰を痛めてしまったり、底冷えして体調不良につながるなどのリスクが生じる可能性があります。
そんな時に役立つコンパクトマットレスのオススメは、こちらの3種類。
①コンパクトに収納できるのに、空気を入れれば多人数でも寝られるほどの大きさや厚みが出せるエアーマット。
こちらはなんといっても、寝心地がいいのが特徴です。
②軽量かつ簡単に折りたたむ事ができるクローズドセルマットは、断熱性も高く値段も手頃。
③バルブを空けると中のフォームが膨らみ、自動的に空気がマットに入るインフレータータイプのマット。
たっぷりした厚みでクローズドセルよりもさらに寝心地、断熱性も向上するので、しっかりした寝心地を体感できます。
防災グッズとして役立つキャンプ用品最新ランキング第4位 軽量・コンパクトツェルト、自立式軽量テント
ツェルトとは、主に緊急時用や簡易版のテントのことを指します。
木々に吊るしたり、ロープで簡単に設置することができるので、急な雨にも対応するスグレモノです。
他に、タープや着替え場所としても使えるだけでなく、保温機能が高いためポンチョとしても役立ちます。
大きさも、手の平ほどのコンパクトサイズかつ軽量なので、もしものために、家族分を準備しておいても場所をとりません。
また、ソロキャンでも人気上昇中の自立式軽量テントは、寝るための空間とパーソナルスペースが簡単にしっかり確保できるため、こちらも災害時に重宝します。
防災グッズとして役立つキャンプ用品最新ランキング第3位 非常食
キャンプや登山時に食べるフリーズドライ食品は、非常食としてとても役立ちます。
以前は味気ないものが多かったフリーズドライ食品ですが、最近は食品加工技術の向上に伴って、随分と美味しく進化しているんだとか。
例えば、人気のアルファ米は炊きたてご飯と遜色ないほどの味わい。災害時に食べれば、きっとパワーとエネルギーを与えてくれるはず。
キャンプに行く前だけでなく、防災対策として常時数日分のフリーズドライ食品をストックしておくことをおすすめします。
防災グッズとして役立つキャンプ用品最新ランキング第2位 軽量＆コンパクト 調理グッズ
災害時はガスが使えなくなる可能性がありますが、そんな時もアウトドア用の調理グッズはあれば安心。
特に、おすすめなのは、調理器具が一式揃ったセット。クッカー、ガス缶、ゴトク、カトラリーなどが入ったものは、よく登山などで使われていますよね。
こちらがあれば、ガスなしでもお湯を沸かせるため、フリーズドライ食品、インスタント麺といった食品も美味しく食べられます。
防災グッズとして役立つキャンプ用品最新ランキング第1位 軽量LEDランタン
停電によって、真っ暗な夜を過ごすことになる可能性が高い災害時。
ガラスが割れたりものが倒れたときは、ガラスで足を切ったり、タンスに足を挟まれたりと大怪我を負うリスクがあります。
そんな時のため、必ず準備しておきたいのがライト。さらに言うと、持ち運びに便利な軽量LEDランタンが特におすすめです。
電源がない場所でも太陽の光さえあれば灯りが確保できるソーラー充電や、折りたたみ式で手のひらに収まるコンパクトな物、また超軽量や防水機能を備えた机上タイプなど、種類も豊富な軽量LEDランタン。
夜間のテント泊や夜釣りなどでも使えるアイテムですし、手元に持っておいて損はありません。
調査概要
L-Breath 御茶ノ水店スポーツナビゲーターへの聞き取り内容を元に構成
【Victoria L-Breath】 https://lbreath.xebio-online.com/ec/srDispSpecialPageDetail/SPageId/bousai
文／中山 圭
【Profile / 中山 圭】
東京都立川市出身。広告代理店、出版社2社での広告営業を経て2019年に独立。趣味はルアー釣り、カメラ、音楽（ベース）。学生時代に始めたバス釣りで、2年もの間釣れなかったことから、ルアー釣りにのめり込むことに。ここ数年はバラした70cm以上のGTを追い求めて、南の島遠征を繰り返している。将来の夢は風景写真で入賞を果たすこと。モットーは、“釣果と景色は足で稼ぐべし”。
※この記事は2020年の記事を再編集して再掲したものです。
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