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【自腹レビュー】Amazonで人気!重さ25gの極小ガスバーナーは使い物になるのか!?

Amazonで安く買える!「Hawk Zing スーパーポータブルガスストーブ」の実力とは?

私はバイクでキャンプへ行くことも多いので、キャンプ用品を選ぶときにはコンパクトに収納できることと、軽量であることを重視しています。

とにかく小さくて軽いガスバーナーはないかとAmazonで探し、そして見つけたのがこちらのHawk Zing スーパーポータブルガスストーブ。

BRSというメーカーの「BRS-3000T」も同じ商品のようですが、Hawk Zingの方が少しだけ安かったのでこちらに決めました。

購入していざ手元に届いてみると、コンパクトさも軽さもほかのガスバーナーとは桁違い。手の中に隠れてしまうほど小さく、チタンを使用していることによりその重さはなんと25g

すでに超軽量ガスバーナーとして人気の「スノーピーク ギガパワーストーブ 地」の重さが75gということを考えると、その異次元の軽さが分かります。

軽さとコンパクトさを求める私にとって、第一印象はかなりの好印象。しかし重要なのはガスバーナーとしての使い勝手や性能です。

単三電池1本と同じ重さの極小ガスバーナーは使い物になるのか!?

私と同じように小さくて軽いガスバーナーを求めている方が参考にできるように、その実力を確かめてみました。

2700kcal/hの高出力で火力は申し分ナシ!

点火してバルブを全開にすると、小さなボディに不釣り合いなほど大きな炎が上がりました。

メーカーの公表では発熱量が2700kcal/hと、けっこうな高出力をうたっています。正確な出力を計測することはできませんが、あながちウソではなさそうです。

試しにSOTOが販売している人気の機種「SOTO ウインドマスター」と並べて点火し、両方の出力を全開にしてみます。

メーカー公表のスペックでは、右のSOTO ウインドマスターの出力は2800kcal/h。左のHawk Zing スーパーポータブルガスストーブより少しだけ高い数字です。

お互いに炎の出し方が違うので単純に炎の大きさで比較するのもナンセンスではありますが、Hawk Zing スーパーポータブルガスストーブの出力が目に見えて劣っているということもなさそうです。

火力調整もちゃんとでき、とろ火も維持できます。ここまでとくに不満な点はありません。

SOTOウィンドマスターと比較! 湯沸かしにかかる時間をチェック

次にガスバーナーの火力をはかる定番の方法、お湯を沸かすのにかかる時間の測定をおこないます。

今回は、「SOTO ウインドマスター」と比較します。

室温24、水温10、水の量500ml、両方新品のガス缶を条件とし、お湯を沸かしてみます。

まずはHawk Zing スーパーポータブルガスストーブから。

沸騰するまで233秒かかりました。小さいガスバーナーのわりにはかなり早いです。

次にSOTO ウインドマスターでお湯を沸かしてみます。

246秒で沸騰しました。Hawk Zing スーパーポータブルガスストーブのほうが早く沸騰したのは意外な結果。

扇風機で耐風性をチェック!またしても意外な結果が!

続いて、小型の扇風機で風を当てて同じ実験をおこないます。この実験により、風への耐性がわかるはずです。

SOTO ウインドマスターは炎が出る部分をすり鉢状にすることで、風に強くなっているのがウリのガスバーナー。

対して、Hawk Zing スーパーポータブルガスストーブの方は、横からの風がダイレクトに当たります。これはさすがにSOTO ウインドマスターが有利でしょう。

扇風機の高さをそれぞれのガスバーナーの炎が出る部分の高さに合わせ、先ほどと同様にHawk Zing スーパーポータブルガスストーブから計測します。

641秒で沸騰しました。当然ですが、風を当てると沸騰するまでの時間がかなり長くなります。

続いてSOTO ウインドマスターです。風がない状態でのタイムで負けているので、ここで名誉挽回してほしいところ。

タイムは659……。風がない状態で計測した時と同じように、Hawk Zing スーパーポータブルガスストーブよりも10秒以上遅いです。

扇風機の高さや距離、もちろん風量も同じ条件で検証したのですが、かなり意外な結果となりました。

性能の良さに定評のあるSOTO ウインドマスターに勝る結果となったことから、火力に関しては十分実用的と言えます。

どうでしょう? この25gの小さなガスバーナーが、かなり魅力的に見えてきたのではないでしょうか?

Hawk Zing スーパーポータブルガスストーブ」のデメリットは?

軽量・コンパクトかつ高出力のガスバーナーにも、そのコンパクトさとの引き換えとして出てきているデメリットがいくつかあります。

当然といえば当然のものばかりですが、購入を検討している方にはこれらの点を押さえた上で購入してほしいので、しっかりお伝えします。

ゴトクが小さいから大きいクッカーはNG

ゴトクの直径が約8cmと小さいので、どうしても使い方は限定されてしまいます。

ゴトクの本数が3本となっていることもあり、クッカーを乗せるといまいち安定しません。クッカーで料理をするためのガスバーナーとして使用するのは難しいでしょう。

シェラカップやマグを乗せるのであれば、まったく問題ありません。容量が450mlのチタンマグは安定した状態で置けるので、カップ麺のお湯を沸かすのには十分。

Hawk Zing スーパーポータブルガスストーブはこのように使用するのがおすすめです。

点火装置がついていない点に注意

点火装置がついていないのはデメリットというより、このガスバーナーの仕様ですが、購入を検討する際には考慮しておくべきポイントでしょう。

使用するときは、点火するためのライターやマッチなどが必要です。私はファイヤースターターで点火しています。

ほんのちょっとだけ手間がかかりますが、これも軽量化のためと考えれば全然気になりません。

結論:クッカーでの料理に使用しないのであればおすすめ!

購入する前は「こんなの使い物になるのか?」と疑いの気持ちを抱いていましたが、結果的にその疑念は良い意味で裏切られることになりました。

私が期待していた以上にコンパクトで軽量、大火力で火の出かたもきれい。これで1400円は良い買い物をしたと思っています。

クッカーを乗せて使用するのは厳しいですが、シェラカップでのちょっとした料理や、マグでの湯沸かし程度であれば十分に使えます。

すでにガスバーナーを持っていてサブとして購入したい方、もしくは用途が限定されてもいいからとにかく小さくて軽いガスバーナーが欲しいという方にはかなりおすすめです!

Hawk Zing スーパーポータブルガスストーブ 商品紹介

使用時サイズ:幅85mm×長さ60mm
収納時サイズ:幅37mm×長さ48mm
重量:25g
発熱量:2700kcal/h

Amazonで詳細を見る

写真・文/斎藤純平

【Profile/斎藤純平】

キャンプ、バイクツーリング、スキューバダイビングを趣味とするアウトドアライター。加えてこれから狩猟を始めようかと画策中。何をするのにも基本的にすべて一人で、キャンプもツーリングも思い立ったら即出発。読み手にとって本当に役に立つ情報を発信します。

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