× CLOSE

【キャンプ好き必見】ホンダ新型CT125・ハンターカブの最新情報とキャンプツーリングでの活躍について

ついに価格と発売日が決まったホンダ 新型CT125・ハンターカブ

キャンプツーリングに使いたいバイクとして私が今いちばん注目しているバイク、ホンダ 新型CT125・ハンターカブの価格や発売日が発表されました。

価格は税込み440,000円。そして発売日は今年2020年6月26日です。

440,000円という金額は、125ccのバイクとしては高いと感じる方も多いことでしょう。

しかし発売前の時点で年間販売予定の8000台を達成する勢いの受注が入っているとのこと。その値段以上の価値があると考えている人が多いのでしょう。

やはり今年中にキャンプツーリングに使いたいのであれば、早めに注文しておく必要がありそうです。

発売日と価格のほかにも、「【日本全国を旅したライダーが語る】ホンダ 新型CT125 が最強のキャンプギアになる予感」という記事を公開してから新たに発表された情報があるので、今回の記事では現在明らかになっている最新情報をまとめてお伝えします。

カラーは「グリーイングレッド」と「マットフレスコブラウン」の2色展開

グリーイングレッドは色鮮やかでエネルギッシュな印象を感じさせる伝統的な赤色。

マットフレスコブラウンはワイルドでありながら落ち着いた雰囲気を持つ茶色。

どちらも新型CT125・ハンターカブのレトロモダンなデザインによく似合う色で、自然の中だけでなく都会の中にいてもその美しさが際立つことでしょう。

その洒落たボディカラーに加えてシルバーのフレームやマフラーカバーが演出する無機質さ、マットグレーに塗装されたホイールにより引き締まって見える足元と、全体を通して色使いの妙を感じる芸術的な仕上がりとなっています。

新型CT125・ハンターカブのタイヤはクロスカブと同じIRC GP-5

IRC(井上ゴム工業株式会社)のGP-5というタイヤは、オフロードも走ることができるオンロードタイヤといった位置づけのタイヤ。

舗装路においてはオフロードタイヤよりもしっかりとグリップするので安心感があり、振動が少ないので乗り心地も快適です。

一方で未舗装路においては、泥地や無数の岩が敷き詰められているような場所でもなければ走りきることができます。

そしてこういったタイプのタイヤは、完全なオフロードタイヤと比べてはるかに寿命が長いのが特徴です。

IRC GP-5は舗装路における快適性、未舗装路における走破性、それに加えてランニングコストの安さが期待できます。

ちょっとした林道をトコトコと走ってキャンプ場へ向かうような使い方であれば、新型CT125・ハンターカブにとってベストなバランスを持っているタイヤであると言えるでしょう。

力強さとダイレクト感を向上させたエンジン

新型CT125・ハンターカブのエンジンはスーパーカブ C125のエンジンをベースとし、低回転でのトルクとレスポンスを重視したセッティングがなされたもの。

これにより重い荷物を積んだ状態でもキビキビと走り、オフロード走行においては路面状況を読み取りながらアクセルを調整する楽しさを味わうことができます。

そして気になる燃費は、1リッターあたり67.2kmとかなりの低燃費。

燃料タンクの容量が5.3Lとなっているので、単純計算で約356kmもの長距離を給油せずに走破できることになります。

これだけ航続可能距離が長いと、ガソリンスタンドがない山奥に入っていくときにも安心です。

さらにキックスターターを装備していることも、スーパーカブ C125にはない利点。

セルスターターのみのバイクと違い、バッテリー上がりが発生した時でもエンジンを始動できるので、万一の備えとして頼りになります。

リヤキャリアは幅409㎜×長さ477㎜の特大サイズ

最初にコンセプトモデルとして発表された時から、その存在が際立っていた大型のリヤキャリア。その具体的なサイズが確定情報として公開されました。

幅409㎜×長さ477㎜という極めて大きなリヤキャリアは、キャンプツーリングにおいて強力な武器になってくれること間違いなし。

荷かけフックが4か所に設けられていることもあり、使い勝手も上々です。

大きなシートバッグを乗せてもどっしりと安定してくれるはずですし、キャンプ用品をそのままネットやロープで固定するのもいいでしょう。

このリヤキャリアをどのように使ってキャンプ用品を積もうかと想像が膨らみます。

灯火類はすべてLEDなので視認性◎

ヘッドライト・テールランプ・ウィンカーといった灯火類はすべてLEDを使用しています。

LEDは従来のハロゲンとくらべて点灯・消灯の歯切れがよく、光量も十分にあるので視認性に優れているのがメリット。さらに長寿命で消費電力も少ないと良いことづくしです。

そしてウィンカーのレンズがオレンジ色ではなくクリアを採用しているのも、コンセプトモデルからの変更点。

これに関しては好みが分かれるところですが、クリアになったぶんスッキリと引き締まった印象になっています。

スーパーカブ C125のフレームを改良・補強した専用フレームを採用

たくさんの荷物を積んでデコボコの道を走ることを想定しているであろう新型CT125・ハンターカブのフレームは、スーパーカブ C125のフレームをベースに、フレーム全体に渡り補強やフレームの延長などが施された特別なもの。

外見からはわからない場所にも走行性能を高めるための強いこだわりが見られ、このバイクに対するホンダの本気度がうかがえます。

さらにエンジンの下部には、飛び石や底付きの衝撃からエンジンを保護するためのアンダーガードを装備。

このアンダーガードもまた、十分な剛性を確保しながらもスタイリッシュさを感じさせる造形です。

新型CT125・ハンターカブはキャンプ好きにこそ乗って欲しいバイク

オフロードでの走行性能を重視して開発された新型CT125・ハンターカブは、間違いなく自然の中でこそ真価を発揮するバイクです。

そして大型で頑丈なリヤキャリアがもたらす優れた積載性により、ギアとしての類まれな利便性の高さを実現しています。

そんな新型CT125・ハンターカブがどのような人に向いているかと考えると、やはり自然を愛するキャンプ好きの方々であると私は思います。

もちろん積載能力や快適さにおいて、到底クルマにはかないません。それでもあえてバイクを選ぶ価値があります。

その価値とは、バイクでしか味わうことのできない体験です。

それは風を切って駆け抜ける楽しさだったり、油断すると転倒してしまうスリルであったりと、感じるものは人それぞれ。

新たに誕生した新型CT125・ハンターカブは、数あるバイクの中でもとくに乗る人の冒険心をかき立ててくれる魅力を持っていると感じます。

「この先へ進むと何があるんだろう」と常に新しい景色を求めている人にとって、これ以上なく頼りがいがあり、一緒にいる時間の長さぶん愛情が深まっていく存在となることでしょう。

実際に走っている姿を見るのが本当に楽しみなバイクです。

CT125の詳細はHONDAのHP

写真提供/HONDA

文/斎藤純平

【Profile/斎藤純平】

キャンプ、バイクツーリング、スキューバダイビングを趣味とするアウトドアライター。加えてこれから狩猟を始めようかと画策中。何をするのにも基本的にすべて一人で、キャンプもツーリングも思い立ったら即出発。読み手にとって本当に役に立つ情報を発信します。


  • この記事が気に入ったらcazual(カズアル)に いいね! / フォロー しよう

  • 漏れない”超精密タンクキャップ”!
  • おすすめ!しょうゆ香るアウトドアソース

クラウドファンディングサイト「Fannova」

クラウドファンディングサイト「Fannova」

L-Breath

新着記事

PAGE TOP
COPYRIGHT © SHUFU TO SEIKATSU SHA CO.,LTD. All rights reserved.