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山武市で体験できる!合鴨農法&稲作プロジェクト開始

総勢160名による田植えを実施!米作りについて学ぶ5ヶ月間のプロジェクトがスタート

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 有機食材宅配のパイオニア「大地宅配」は、大地宅配の会員、生産者、株式会社大地を守る会からなる委員会組織である「米プロジェクト21」の活動の一環として、千葉県山武市の有機栽培農事組合法人「さんぶ野菜ネットワーク」と共同で稲作体験を企画し、5月15日(日)に田植えを実施しました。

 さんぶ野菜ネットワークとの稲作体験企画は今年で27年、27回目を迎えた本イベント。ただ田植えをするだけでなく、除草剤不使用、無農薬栽培ならではの草取り体験や、田んぼに生息する生き物について子どもたちが学ぶ講座を設けるなど、「食育」イベントとして家族連れが多く参加しました。稲作イベントは6、7月の草取りをへて、9月の稲刈りまで5ヶ月に渡って実施されるプロジェクトです。苗を植えて、手入れして、収穫まで、作物を育てる一連の流れを体験できると、好評を得ています。

さまざまな感覚が呼び起こされる田植え体験

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中腰の姿勢を保ち、列が乱れないように気をつけながら泥の中に手を入れ、苗が浮かないようにしっかりと植えていきます。大人も子どもも泥だらけになりながら、田植えに奮闘しました。水のひんやりとした感触、にゅるっと脚をとられる泥の触感、ジリジリとした日差し、そよそよと流れる風・・・いつもは感じられない刺激を受け、五感が研ぎ澄まされます。

生き物博士による“田んぼの生き物講座”

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 田植えのあとは生き物博士の陶武利(すえたけとし)さんによる講座もありました。田植え中に捕まえた生き物について解説していきます。田んぼは生き物にとって理想的な環境なので数多くの生き物が生息していて、きちんと役割分担があること、それぞれが生きていくために生息時期をずらしているという話に、参加者一同、興味津々の様子。また、今年は稲作体験では、「合鴨除草」を初導入。古くから有機農業の方法として取り入れられてきた合鴨農業は、合鴨を放し飼いにして、雑草や害虫を食べさせる手法です。

有機農法の大変さとともに米作りを学ぶ5ヶ月間

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 5月の田植えから収穫までは5ヶ月かかります。除草剤を使わず、農薬を使わない米作りだからこそ、大変な農作業が待っています。農薬を使わないぶん、手を動かし、こまめな手入れが必要です。

 

【問い合わせ先】
2016年稲作体験実行委員会(ご入会サポートセンター内・TEL:0120-158-183)
「大地を守る会」が主催するイベント予定は下記より
http://www.daichi-m.co.jp/event/

 

text:george

【PROFILE/george】

茨城県東海村出身の32歳。インテリア雑誌、週刊誌、書籍、ムックの編集を経て、現在Webディレクター。4年前の朝霧ジャムに行って以来、アウトドアにハマる。テントはMSRのエリクサー3、タープはZEROGRAM。車を持っていないので、キャンプに行くときは知人の車に相乗りが常。なので、基本の装備は「軽くコンパクトに、友人の負担にならないこと」が信条。


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