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【IKEA】キャンプ愛好家必見!399円のシューズラックが驚くべき使い方で大活躍!徹底レビュー!

お手頃な日用品をキャンプで応用してみる

キャンプ用品でかためて楽しむのもいいが、あえてふだん使うものをキャンプに持ち込んで使ってみると、意外と便利であることに気づく。それがお手頃な価格であれば、なんだか得した気分。

そう考えてふだんからさまざまなショップへ行って商品を物色しているのだが、今回はIKEA(イケア)で便利そうなアイテムを発見。500円もしない価格なのにおしゃれだった!

元々はシューズラック

今回紹介するGREJIG(グレイス)という商品は、シューズを置いて保管する室内向けのアイテム。使用サイズは幅27×長さ58×高さ17cmで、重さは 790gほど。シューズが3足(大きいスニーカーは2足)置けるものだ。

組み立て方法は、たたんでいる2本の脚を広げれば完成。瞬時に組み立て、撤収ができるので、初心者でも説明書なしで簡単に扱えるのがうれしい。

完成した形がこちら。高さ17cmあるので、地面に直接置きたくない小物などを上に載せるのに役立つ。また、ペグケースや工具箱といった高さがない収納ケースを下に入れることも可能だ。

素材はスチールにポリエチレン粉体塗装を施したもの。ビニールのようにやわらかいので、家で使用しても床をキズつけにくい。ただし、熱いものを載せると溶けるため、熱したてのものは載せないようにしよう。

IKEAの公式ページを見ると、最大3段まで重ねられるとのことで、実際に試してみた。脚は下の天板の穴に差し込めるようになっているので、こちらも説明書がなくても簡単にできる。

3段載せしてみた。全体高は50cmほどになり、ローチェアのサイドテーブルやラックとして十分使える。

たたんだ状態では1段で高さ3cm。3つ重ねてもわずか9cmと薄いので、車の車載や家の収納も問題ない。シューズラックという名目だが、これならキャンプでも問題なく使用できそうだ。

実際に組み立てた動画があるので、興味がある人はこちらも見ていただきたい。

実際にキャンプ道具を載せてみた

では、ラックにキャンプ道具を載せたらどうなるか、試してみた。

今回はソロキャンプをテーマに、焚き火道具や調理道具などを載せてみた。

一番上のラックは高さに上限がないため、ここにはライトやボトルといった少し大きめのアイテムが載せられる。

下段と中段は高さに上限があるが、鍋やコップ、カセットコンロを置くことができた。

天板部の網目の大きさは約2cm四方なので、すり抜けて落ちることもなさそう。

S字フックやカラビナで引っかけられるので、ここにフライパンやグローブといった小物を引っかけられる。

シェラカップも引っかけられる。ただし、ハンドルを穴に入れることはできなかったので、あくまで簡易的に吊せるというくらい。

ある程度の高さがあるので、そのほかにもノコギリやハンドアックスといった長物も引っかけられそうだ。

使ってみて気になったこと

このラックを使ってみて気になったことは2点。

1点目が、塗装の耐久性。

前述したように熱いものに触れると溶けることに加え、脚を何度か動かしていくと擦れる部分が剥げてきて摩擦に弱いことがわかった。

激しい使用はラックを痛めることになるので、引っかけて使用する際も気をつけよう。

2点目が、耐荷重。

公式ページに特に記載はなかったが、3段にした際に一番下のラックにかかる負荷を考えてみた。ラック1点の重量が790g、コンバース・オールスター ローカットの片足(24.0㎝)が356gなので、両足で712gとなり3セットで2136g。

そうなると1段につき合計2926gとなり、2段で5852gの計算になる。

4段重ねると3段の総重量は8778gとなり、これ以上の重ね使いができないと考えると、1点の耐荷重はおおむね6〜7㎏となる。イワタニのタフまるJr.(1.6㎏)を載せて天板が少し歪んでいるため、ダッチオーブンやポータブル電源は載せられないと考えておこう。

ちょっとした小物を載せるラックに便利

耐久面では正直不安が残るが、7kgほどの耐荷重はあると思われるので調理道具や焚き火道具を置くラックとしては便利。

また、1点の価格は399円(+税)と超お手頃価格。ラックで不動の地位を築くユニフレーム・フィールドラックが4,500円(税込)なので、1/10の金額と考えるととてもお買い得だ。

ちょっとした小物置きを検討している人は、ぜひ試していただきたい。

IKEA シューズラック「グレイス」アイテム紹介

価格:399円+税
使用サイズ:幅27×長さ58×高さ17cm
収納サイズ:幅27×長さ58×高さ3cm
重量:790g

商品の詳細はこちら

【文/撮影】小川迪裕

【Profile/小川迪裕(オガワミチヒロ)】

フリーランス編集者、ライター。得意ジャンルはキャンプとファッションで、雑誌からWEBまで幅広く寄稿する。最近はタブロイドやイベント冊子の製作、イベントの企画、ブランドPRなどもやる何でも屋に。


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