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JAGUY(ヤガイ)のマルチギアコンテナ(ソフトコンテナ)はギア整理に超おすすめ

軽くて収納力に優れたソフトコンテナはこれからのトレンド

みなさんは、大量のキャンプ用品をどうやって持ち運んでいるだろうか。

筆者が何十人ものキャンパーを取材していると、その多くは頑丈なPP(ポリプロピレン)を使用したハードコンテナを使用していると聞く。

筆者も実際に使用しているのだが、多くのキャンパーが使用していることもあり、ちょっとでも個性が出せないものか……と考えていたところ、あるショップでソフトタイプの収納ケースを発見。

実際に購入してみたので、レビューしていく。

抜群の収納力が優秀なJAGUY(ヤガイ)「マルチギアコンテナM」

今回紹介するのは、「JAGUY(ヤガイ)」というブランドのマルチギアコンテナM。

このブランドは2020年に誕生した日本の新興ブランドで、“自然を楽しもう!”をモットーに製作サイドが欲しいと思える商品づくりを目指している。

このコンテナはS・M・Lの3サイズ展開。

Sサイズは高さ15cm程度なのでコップくらいのものしか収納できず、Lサイズは68Lと大容量なのだが、車に入れるとスペースを多く取るので、Mサイズを購入した。

JAGUY(ヤガイ)「マルチギアコンテナM」のサイズ感とカラー

サイズは約50×30×32cmで容量は約48L。柄はリアルツリー、グリーンカモ、グレーカモの3種類。

単色はなく、ミリタリー感を極力抑えた柄が良かったのでリアルツリーをチョイス。

JAGUY(ヤガイ)「マルチギアコンテナM」の特徴

まずは外観から見てみよう。すぐ目に飛び込んできたのは1周するように施されたウェビングテープ。シェラカップやカラビナ付きの小物は、わざわざ中に入れなくてもここに吊り下げておける。

ハンドルが左右だけでなく前後にも付いており、どこからでも持ち運べるのは特徴。

また手で持ち運べるトップ部のハンドルは中央をベルクロでまとめられるので、片手で持ち運ぶのにも便利。

ファスナーには指で引っかけて開けられるパーツが使用されている。つまむ必要がなく、ラクに開けられるのでこれは助かる。

底にはターポリンを採用。ぬかるみのある場所においても水が染み込まず、砂がある場所で引きずってもそう簡単に破れることがないので安心だ。

リアルツリーの生地には撥水加工が施されているが、ターポリン素材とは異なり完全防水ではないので、長時間水が着くと染み込む可能性があるので注意しよう。

付属品は中敷きと仕切り板2枚。

実際に使用した場合の様子がこちら、仕切り板を使用することで3つの収納空間が生まれる。

仕切り板を使用する際は、四隅についているベルクロをつけるだけ。思った以上に強力で、一度つけたら取るのが大変なほど。

実際につけるとほんの少し上に飛び出てしまうが、これで正解。たまにあるのが、仕切り板の高さが低く、上部に空間が空いてしまい中のものが縦横無尽に動いてしまうこと。飛び出していることで、ものが動きにくくなるのは嬉しい。

フタの裏側には大きいメッシュポケットがあり、マントルや芯の替え、本など薄いものならなんでも入れられる。

実際にJAGUY(ヤガイ)「マルチギアコンテナM」を使ってみた

筆者が実際にキャンプへ持っていくために、マルチギアコンテナに荷物を入れてみた。

フタの裏側のメッシュポケットには卓上ほうきやランタンにつけるシェードを収納。

本体にはベアボーンズのレイルロードランタンLEDやウエットティッシュ、イワタニのカセットフー タフまるジュニアなどを収納できた。

そのほかに、キッチンペーパーや1L程度の魔法瓶、ハンドルレスフライパンも入り、2泊3日に使う道具がひと通り入れられた。

ハードコンテナと比較したメリットとデメリット

さて、気になるのは多くのキャンパーが持っているハードコンテナと、今回紹介したソフトコンテナはどちらが便利なのか。好みやスタイルに合わせて使用するのがいいが、具体的にそれぞれのメリットを紹介しよう。

▶︎ハードコンテナのメリット

・上に座っても壊れない高い耐久性

・フタが外せてモノの出し入れが簡単

・ステッカーチューンできる

▶︎ハードコンテナのデメリット

・ソフトコンテナと比べて重い

・ハンドルがサイドにあるため、持ち運び時に両手がふさがる

・仕切りがなく、移動中に道具が中で散らかりやすい

▶︎ソフトコンテナのメリット

・不要の時は折り畳める

・ハードコンテナと比べて軽い

・ポケットなどがあり収納スペースが多い

▶︎ソフトコンテナのデメリット

・ハードコンテナと比べて耐久性は劣る

・完全防水ではない

・油や泥汚れがつく

ハードコンテナは耐久性の高さが一番の売りだが、重いことや小物が中で散らかりやすいなどといったデメリットもある。

一方でソフトコンテナは軽いことや収納力が優れていることが挙げられるが、耐久性の面ではハードコンテナのほうがいい。

そこまで耐久性を求めずに使い勝手を求めるならソフトのほうを、やはりガシガシ使っても壊れないことが大事を思うならハードのほうと、お好みで使い分けるのがいいかもしれない。

JAGUY(ヤガイ)「マルチギアコンテナM」は小分け収納に最適

ファミリーキャンプやたくさん小物を持っていくキャンパーは、大きい収納ケースはあると便利なアイテムのひとつ。

ヤガイのマルチギアコンテナは、そんな人たちのニーズに応える優秀なアイテムだった。収納ギアに困っている人は、参考にしてみてはいかがだろうか。

ヤガイ「マルチギアコンテナM」アイテム紹介

価格:6,790円(Amazon販売価格)

サイズ:約50×30×32cm

容量:約48L

Amazonの販売ページはこちら

【文/撮影】小川迪裕

【Profile/小川迪裕(オガワミチヒロ)】

フリーランス編集者、ライター。得意ジャンルはキャンプとファッションで、雑誌からWEBまで幅広く寄稿する。最近はタブロイドやイベント冊子の製作、イベントの企画、ブランドPRなどもやる何でも屋に。

※この記事は2020年の記事を再編集して再掲したものです。


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