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ナルゲンボトルと100均ボトルを比較レビュー!代用品として使える?

100均のボトルとは別物!世界中で愛されているナルゲンボトル

もともとは研究用のプラスチック器材を開発・販売していたナルゲン。

いまではウォーターボトルで有名なメーカーとなり、ナルゲンの製品は「ナルゲンボトル」の名で世界中のハイカーやキャンパーなどに愛用されています。

100均でもナルゲンボトル”風”商品は売っている

100均でもナルゲンボトル”風”な商品が売られていますが、見た目こそ似ていてもやっぱり別物。

ナルゲンボトルには独自の工夫が施されており、素材やカラー、機能性に至るまで大きく異なります。

ナルゲンボトルのもっとも大きな特徴は、軽量かつ、きわめて強靭であること。

アウトドアにおいて、破損しにくいという特徴は非常に大きなアドバンテージになります。

そしてこれこそが、100均で売られているウォーターボトルに大きく勝る点。信頼性の高さが段違いです。

もちろんそれだけではありません。ナルゲンボトルを選ぶ理由は、他にもたくさんあるのです。

世界が認める優秀なツール、ナルゲンボトルの魅力をお伝えします。

ナルゲンボトルは強靭で見た目にも美しい素材「トライタン」を採用

ナルゲンボトルがきわめて強靭であるのは、本体の素材である「トライタン(Tritan)」という樹脂の特性によるものです。

このトライタンは車でひいても割れないほどの強靭さを持ち、かつガラスのように高い透明度を誇る素材。

そしてナルゲンの代表的なシリーズの名前も「TRITAN」。

トライタンを使用していることがまさに、ナルゲンボトルのアイデンティティーの1つです。

またこのトライタンは、「BPA(ビスフェノールA)」が含まれていないという特徴もあります。

BPAはポリカーボネートやエポキシ樹脂などの原料であり、健康への悪影響が懸念されている化学物質。

健康リスクについてはまだ未知数の部分が多い物質ですが、BPA不使用のナルゲンボトルは健康面でも安心して使用できるツールといえます。

好きな色がきっと見つかる!ナルゲンボトルは豊富なカラー展開が魅力

ナルゲンボトルといえば、カラーバリエーションが豊富であることも大きな特徴です。

無色透明のシンプルなものから、ブルーやグリーンといった自然にマッチする色。

さらにはピンク・オレンジなど、ほかのメーカーの製品ではまずお目にかかれない印象的なカラーもラインナップされています。

そのため自分の好みのカラーを見つけやすいのも、ナルゲンボトルのいいところです。

目の前にあるだけで気分がよくなるような、お気に入りの1本になること間違いありません。

パッキンがないのにしっかり密閉するナルゲンボトルの機能的なフタ

ナルゲンボトルのフタには、ゴムのパッキンが使用されていません。

それにもかかわらずボトルを完全に密閉し、いくら振り回しても中身がこぼれないので、安心してバッグに入れておくことができます。

パッキンがないため洗うのも簡単で、パッキンつきの水筒にありがちな黒カビの発生もなく衛生的です。

また、ボトル本体とフタがループでつながっているため、フタを地面に落としたり紛失する心配がいりません。

さらにこのループがとても頑丈で、ハンドル代わりにして持ち歩いたり、カラビナでリュックにぶら下げることもできます。

このように、フタひとつとってみてもかなり機能的であることがわかります。

ナルゲンボトルは耐熱温度100度だから熱いお湯を入れても大丈夫!

ボトル本体に使用されているトライタン、フタに使用されているポリプロピレンともに、熱に強いという特性を持っています。

耐熱温度はボトル本体が100度、フタが120度。この点も100均のウォーターボトルに勝る特徴です。

100均の製品は耐熱温度が80度や90度に設定されているものが多いため、それらと比べると熱湯を入れたときの安心感が違います。

ただし、二重構造のボトルとちがい、熱湯を入れると外側もすぐに高温になります。

そのため持ち運ぶ際には十分に注意をし、タオルを巻いたりポーチに入れるなどの工夫もしましょう。

ナルゲンボトルは水の計量に便利な目盛りつき

ナルゲンボトルの多くには、本体側面に目盛りが刻まれています。この目盛りがとても便利です。

内容量を正確に把握できるので、料理などの際に「狙った量の水を注ぎやすい」というメリットがあります。

鍋料理、インスタントラーメン、コーヒーなど、多くの場面でこの便利さを実感できるはずです。

ナルゲンボトルは「良いものを使っている」という喜びを味わえる

単に水を入れて持ち運ぶだけなら、もっと安い商品でも事足ります。

さらに言ってしまえば、取り扱いに気をつけるのであれば、それほど高い耐久性は必要ありません。

熱湯を入れるつもりがなければ、耐熱温度もそこまで高くなくても問題ないでしょう。

しかしそれでも、このナルゲンボトルをおすすめしたい最大の理由。

それは1000円台という手が届きやすい価格で、世界中のアウトドアマンが認める最高のツールが手に入るということです。

水を汲むとき、バッグから取り出して使うとき、使い終わってキッチンで洗っているとき。

なにげない日常のなかで訪れるふとした瞬間に、「モノの良さ」を感じることができます。

そういった手に取るたびに湧き起こる喜びこそが、こだわりの道具を持つことの素晴らしさなのではないでしょうか。

ナルゲン(nalgene) 広口0.5L Tritan

重量:90g
容量:500ml
素材:飽和ポリエステル樹脂、ポリプロピレン、ポリエチレン
耐熱温度:本体 100℃、キャップ 120℃、ループ 110℃
耐冷温度:本体 -20℃、キャップ 0℃、ループ 0℃

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写真・文/斎藤純平

【Profile/斎藤純平】

キャンプ、バイクツーリング、スキューバダイビングを趣味とするアウトドアライター。加えてこれから狩猟を始めようかと画策中。何をするのにも基本的にすべて一人で、キャンプもツーリングも思い立ったら即出発。読み手にとって本当に役に立つ情報を発信します。

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